5/3~5/5まで小屋作りWS in 栃木市を開催しました。(個人ブログより転載)
総勢6名で作業して、三日間で8割程度の完成までこぎつけました。
朝9時 栃木駅集合 → 9:30現地着
10:00 作業スタート
1.整地
草刈りをして、地面の凸凹をあらかたならします。
その後は全員で地面をピョンピョン跳ねて踏み固めています。
土木作業はかなり大変なのですが、人数が多くてあっという間に終わりました。
2.基礎・土台
基礎石として重量ブロックをならべ、その上に土台の木材をセットしていきます。
けっこう凸凹しているので、なかなか水平が取れません
暑いので休憩をこまめに挟みます
基礎石の高さを調整します
3.土台に防腐剤を塗装 → 塗布後、乾燥待ちの間に昼食
4.柱を立てる
L字金具を使って柱を立てます。この時点ではグラグラです。
土台をつないでいる金具と、柱を立てる金具が重なったので、所々リーマねじを使って、下の金具を貫通させて固定しています。
全ての柱を立て終えました。
5.梁をつなげる
柱と柱の間を梁でつないでいきます。少し高所作業なので脚立が登場です。
だんだんドリルの使い方にも慣れてきました。
全ての梁をつなぎ終えました。安定感が増してきました。
6.屋根をつける
天気予報では翌日が雨のため、今日中に屋根をつけます。
そのため作業は時間を延長して行いました。(終了19:30)
屋根板を載せるための垂木を地上で作ります。
次に屋根となるポリカ波板を張ります。
屋根板を張った垂木を柱に乗せて、垂木と柱を接合します。
波板の端を傘釘で留めて屋根の完成です。すっかり夜になりました。
1日目の作業終了です~。
2日目は午前中まで雨が降っていたので、作業は昼過ぎからになりました。
材料の加工中にしばし薪割り体験
みんなで代わる代わやってくれるので、薪がどんどん減っていきます。
7.桟木の取り付け
土台と梁の間に桟木を取り付けていきます。
床板は裏返しにして防腐剤を塗って乾燥させます。
だんだんと慣れて作業が早くなってきました
全ての桟木を取り付け完了です。
扉の製作中。扉の枠を作り、その上にベニヤ板を張っています。
2日目はこれで作業終了~
3日目は気合を入れて、朝9時から作業開始しました。
しかし連日の作業の疲れが残って、思うように作業は進みませんでした。
8.床を貼る
裏面に防腐剤を塗布した床板(ベニヤ t=12) を張ります。
柱の部分を切り欠いて土台に載せたら出来上がり。
張りたての床で、しばし休憩
9.壁を張る
帰りの時間が迫ってきているので、どんどん壁を張っていきます。
材料の加工も大急ぎです
2面を張り終えたところ
扉以外の面を張り終えたところ
10.塗装
張り終えた壁を塗装していきます。大きな面はローラーを使います
そろそろ電車の時間なので、記念撮影タイムとなっています。
15:30 作業終了~
3日間のWSで実質の作業は2日半でしたが、8割程度の完成となりました。
参加した方々も満足して頂けたようで、ワークショップとしても成功のようです。
あとはコツコツと作業を進めていく予定です。
その後完成させた小屋がこちら
【費用】約3万円(基礎ブロック+木材+ベニヤ+屋根材+塗料)
塗料が意外と高いので、18L缶など大型の缶で買った方がお得です。
4L缶を2缶買っても足りず、結局3缶買ったのですが、4L缶は割高でした。
あくまでも簡易な小屋なので、これのみで生活するのは難しいですが
家や空間を作る最初の一歩としておススメです。
小屋を作ることで家を作るノウハウと自信が持てました。