トレーラーハウス製作記録 羊毛断熱編
外壁が完了したのでいよいよ室内の作業となります。
壁と天井に断熱材を張ります。
羊毛断熱材のウールブレスを使っています。
冬が厳しい遠野のためにモコモコして暖かい空間になればと思っています。
羊毛には調湿作用があるので室内側の防湿フィルムの施工を省略できます。
ウールのロールを広げて、施工分の長さに切ります。
この時は万能ばさみで切りましたが、裁縫用の長ばさみか手で切る方が速いです。
(→後日、手でちぎるのが一番早いことが判明)
まずは大変そうな天井部分を施工。下地の板にタッカーで止めます
天井に一通り敷き詰めたところ
3人で作業していましたが、天気も良くウールに囲まれてとても暑い作業でした。
お次は壁への施工。
ウールブレスの幅がパネル間隔に合っているので天井よりは楽にできます。
貫通部分はウールに切り込みを入れて充填していきます
一面モコモコの世界です。
冬だったらよかった・・・。夏に作業するには暑かったです。
あとは幅を調整する部分をやっつけて、羊毛断熱が完了!
部屋全体がモコモコしています。
一旦施工したものの、天井の羊毛の固定がタッカーだけでは上手くいかないようで、所々垂れ下がり始めました・・・
天井に金網を張ってみたところ、すっきりしました。
羊毛は扱いやすいので施工が簡単でした。
羊毛はグラスウールに比べると材料の価格は2~3倍しますが、施工の手間がかからないので、意外とコストがかからないかもしれません。
なおDIYレベルの場合は、グラスウールは施工時にチクチク刺さる可能性が高いので、安全な羊毛の方がいいかもしれません。